【初日まであと1日!!】『search and destroy』当パンコメント公開【#うんなま】

本日は小屋入り2日目、いよいよ明日より3日間、『search and destroy』大阪公演@ウイングフィールド、本番となります。


往復応援メッセージや稽古場レビューなど、いろいろとワンサカ公開していっていますが、ここで、当日ご来場いただいた皆様にお配りする当日パンフレット内記載のコメントを公開させていただきます。


『search and destroy』の内容というよりかは、マインドを伝えている文章だと思います。

ぜひぜひ(来場する/したかのような誤解のもと)ご一読いただけますと幸いです。


もちろん、当日パンフレットにて改めてお読みいただきますのを、心よりお待ちしております(結構読み応えあります)!予約はコチラから


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本作の『search and destroy』というタイトルは、イギーポップ(というかザ・ストゥージズ)の曲名が元ネタとなっています。ちょっと、その歌詞を、以下に記載してみます。

I'm a street walking cheetah

with a heart full of napalm

I'm a runaway son of the nuclear A-bomb

I am a world's forgotten boy

The one who searches and destroys

Honey gotta help me please

Somebody gotta save my soul

Baby detonates for me

Look out honey, 'cause I'm using technology !

Ain't got time to make no apology

Soul radiation in the dead of night

Love in the middle of a fire fight

Honey gotta strike me blind

Somebody gotta save my soul

Baby penetrates my mind

And I'm the world's forgotten boy

The one who's searchin', searchin' to destroy

And honey I'm the world's forgotten boy

The one who's searchin', searchin' to destroy

Forgotten boy, forgotten boy

Forgotten boy said

hey forgotten boy

そして、いくつかインターネット上に転がっているその和訳を、以下に記載してみます。

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1)

俺は胸にナパーム弾を詰め込んで街をうろつくチーター

原子爆弾から生まれた家出息子

俺のことなど世界中誰ひとり憶えていない

サーチ・アンド・デストロイ作戦の遂行者

お願いだから俺を助けてくれ

誰か俺の魂を救ってくれ

俺を爆破してくれ

気を付けたほうがいい、俺は最新のテクノロジーを駆使してる

言い訳してるヒマなんかない

真夜中に魂が発する放射能

銃撃戦の最中さなかの愛

お願いだから俺を不意打ちしてくれ

誰か俺の魂を救ってくれ

俺の心を射ち抜いてくれ

俺のことなど世界中誰ひとり憶えていない

サーチ・アンド・デストロイ作戦の遂行者

俺は世界中から見捨てられた男

ひとりサーチ・アンド・デストロイ作戦を遂行してる

参考元:Music for Cloudbusters「俺のことなど世界中誰ひとり憶えていない (サーチ・アンド・デストロイ - イギー・アンド・ザ・ストゥージズ)」

https://yasusii.blogspot.jp/2013/09/search-and-destroy-iggy-and-stooges.html

2)

俺はたんまりとナパーム弾を隠し

チーターのように街を歩いているんだ

俺は原子爆弾の申し子なんだ

俺は世界から忘れられたガキ

ただ破壊をもとめてうろつき回ってるのさ

ねえ君、どうか俺を助けてくれないか

誰かが俺の魂を救ってくれなきゃ

自分自身が爆発しそうなんだ

君に見て欲しいんだ 俺がテクノロジーを使った結果を

もう後悔する時間すらねえよ

死の夜に魂の放射線が吹き荒れる

愛は炎の中で戦い続けるんだ

ねえ君、俺をぶん殴ってくれないか

誰かが俺の魂を救ってくれなきゃ

俺の心が連れ去られそうなんだ

俺は世界から忘れられたガキさ

ただ破壊をもとめてうろつき回ってるのさ

忘れられた男が言ったんだ

「よう、忘れられたガキ!」

参考元:Studio Summer Sky BLOG「iggy pop search and destroy 和訳」

http://stsummersky.blogspot.jp/2013/05/iggy-pop-search-and-destroy.html

3)

おれはストリートを歩くチーター

ナパーム弾をたんまり持ってる

原子爆弾の申し子だ

おれは世界から忘れ去られたボーイ

うろつきまわってブッ壊すんだ

ハニー助けてくれ

おれの魂を救い出してくれ

ベイビー爆発させてくれないか

見てくれハニー

おれはテクノロジーを使ってるんだ

謝る時間もありゃしない

死の夜に降り注ぐ魂の放射線

愛は銃撃戦の真っただ中さ

ハニーぶん殴ってくれ

おれの魂を救い出してくれ

ベイビー突き破ってくれないか

おれは世界に忘れ去られたボーイ

うろつきまわってブッ壊すんだ

おれは世界に忘れ去られたボーイ

うろつきまわってブッ壊すんだ

忘れ去られたボーイ

参考元:不定期イチロウキングダム 「【イチロウ的和訳4】 The Stooges - Search And Destroy」

http://kw-ichiro.jugem.jp/?eid=940

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なんだか結構違うなと思いつつ、パンクソングとして根底にある「叫び」を抽出しようとしている感じでしょうか。あるいは、この曲のベースにある「ベトナム戦争」をどこまで抽象化するか、ということかもしれません。いずれにせよ、歌詞としての英語の「意味」や「思い」、あるいは「読む日本語としてどうしたらカッコいいか」ということがあると思います(でも、邦楽洋楽問わず、純粋に文章として「見る」と甚だダサかったりしませんか?)。

ここで、本作「search and destroy」の話になります。

当然ながらこれから皆さんに観ていただく公演においては、俳優が喋る言葉は台詞として決まっています。しかしながら、その台詞の中の「意味」や「思い」、つまるところ「叫び」は、いったいその台詞の中に収まっているのでしょうか。あるいは、台詞を語るための言葉が、別に必要になるのでしょうか。

そもそも、私たちが語る言葉は、本当に私たちの思いを伝えられているのでしょうか。そして、他の誰かの語る言葉を、私たちは本当に理解できているのでしょうか(本当に理解できる、というのは驕りだ、というのもあるでしょう。都合よく理解&利用したらいいじゃない、という極めて今的なこともあるでしょう)。

すごく、情報に溢れている時代だと思います。正しいことも間違ったことも、虚も実も本音も建前も希望も絶望も、静かに飛び交っている時代だと思います。そんな「共有の時代」を、結構ナンセンス、ある種ユーモラス、もしかしたらデンジャラス&センシティブに描こうと取り組んだのが、本作です。

何も解決しない時間だとは思いますが、多くのロックンロールの名曲がそうであるように、純粋にそうせざるを得なかったその時間の共有を楽しんでいただければ幸いです。

本日はご来場、誠にありがとうございました。

ならびに、関係各位に多大なる感謝をしつつ。

うんなま代表 繁澤邦明

うんなま

うんなま(劇団うんこなまず改め)/un-namaのホームページです。 ※平成29年度より、団体名を改定しました。 mail:unkonamazu@gmail.com twitter:@unkonamazu