【公演2週間前!!】『ANCHOR』役者&制作コメント

劇団うんこなまず『ANCHOR』、本番までいよいよ日が迫ってきました。
ここでは、生身の役者11名と、制作によるコメント、を掲載いたします。
公演の向けての思い、うんなまに参加しての感想、見どころ、etc…。
いずれにしても、読み応えたっぷりかつ、本番への気概&自信に満ち満ちていると思います。
皆様のご来場、心からお待ちしております!


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【雀野ちゅん (劇団うんこなまず)】


 どうもどうも。
 雀野ちゅんと申します。
 ひょっとするとご存じの御方もございましょうが
 本年の春にうんなまの一員になりまして
 いよいよ来月に近づいてまいりました本公演「ANCHOR 」へもよよっと参加するところなのであります。 
 わたしの初うんなまは、
 2013年の「ラブなま」でした。
 「物語」を追いかけるんじゃなくて、
 目の前の状況を楽しむ感じが心地よくて面白いなあと、
 会場の窓からみえる夕暮れだった梅田の街並みがなんとも「いい」と思ったことを覚えています。
 そんでそれは今もわりと同じな気がしてます。
 その場にいる・ある・おこることの確かな認識。
 そんでそのドキドキ・ひりひり・ざわざわを
 そこに居る演者観客ひっくるめて共有してる感じ。
 「日常と切り離されたどこか」というより、
 「日常と地続きにある今ここ」を楽しんでるぞ?
 ウイングフィールド
 長堀橋、心斎橋、周防町。
 ああいいぞ~となる予感!
 が的中!
 してる瞬間!を
 ぜひとも おみ足お運び
 息すってはいてくださいませ。
 ふと口にしたくなる、
 つい声に出したくなる台詞が
 お持ち帰りのおみやげ◎
 れっつうんなま!


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【司城大輔 (劇団うんこなまず)】


 ヤッホ!アイドルグループ「KOJI☆SEIGO」のリーダー、一石二鳥(ひといしにとり)です!君の瞳に投石投石!
 最近あった悲しい出来事はズバリ!二股がバレたことです!二兎を追うものは…ええとなんだっけ!まあいいや!これからも目指せ、二枚抜き!
 僕たちのニューシングル「歴史に学ベイベ☆」は、みんなの悩みを解決してくれる素敵な曲に仕上がってると思うよ!
 それじゃ!CDショップで石を構えて待ってるよ!にっとり〜ん!


 司城です。団員なので、今までの公演と比較したいと思います。


 今回の『ANCHOR』は、短編『karaoke』『としくんとリボルバー』並の出演人数をウィングフィールドに詰め込んでいます。面積密度こそそう変わりませんが、天井の近い感じがより一層のぎゅうぎゅう感を出しているかと思います。すごくサスペンス性が高い劇場だと思います。
 僕はよく、ビックリさせられる感じという意味で「アトラクション感」という言葉を使いますが、その点、『さだだだ』『tango@bye-bye』以来のアトラクション感があるのではないかと思います。 
 具体的に言うと、ものすごく近いです。昨今3Dの映画も増えましたが、役者が視界の壁を飛び出してくるような、そんな演劇になってます。壁に近い方は、追い詰められる感覚が味わえるかもしれません。実際に客席に潜んでるとかではないです。


 余談ですが、僕はウィングフィールドの周辺の街のごちゃごちゃした感じが好きです。石畳を歩くと様々な種類のお店が出てきて、特に夜は、沢山のライトだったり人だったりとすれ違ううちに、その日が終わらないのではないかと思えてしまいます。ミッドナイトインパリ?言い過ぎ?大人になってから来ると、昔より安心して歩けるし、猥雑な感じが程々心地よいですね。この前なんか、カプセルホテルに泊まってしまいました。会社も近いし、たまに泊まろう。tomorrow。tomorrow。唖○☓■誤△。tomorrow。明日は幸せ。


 あと、うんこなまずのメンバーは4人になりました。雀野ちゅん、ヤバイです。


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【繁澤邦明 (劇団うんこなまず)】  


 作品にかける思いやコメントというのはいろんな場所にいろんなカタチで書いている?発言している?ので、あくまでも役者、一出演者的な観点、あるいは役者コメントというものをふまえたコメントをしようと思います。


 基本的にうんなまでは作・演出・出演という立場の私ですが。が、が!最近は、出演しない、という機会もチラホラ出てきました。出演していてもトリックスター的な立場が多くなってきた、というか。

 

 その理由としては作、というか演出に集中するため(当然のことながら自分の演技を前からは見れないし、他の役者とのいろんな意味でのパワーバランスが気になるタチだし、脚本との距離というか、自分の書いた台詞を演じる、ということがどういうことかも、自分なりの適切なスタンスが最近やっとこさ見えてきた気がします)というのもありますが、何よりも、「良い出演者さまに恵まれている」ことがあるかと思います。


 思い出したように細かい指定があったり、超ざっくりでこだわりないんか、あるいはテキトーやろ、みたいな部分があったり、たぶんバラつきの多いであろう私の演技演出なのですが、何よりもアウトプットを担っているのは当然ながら役者さんです(当然やな~)。というか、私が書いたり演出したものが、他の役者の肉体を通して出力される時、さらには個人単位のみならず、集団としてのハーモニーがなされる時、スタッフワーク含め作品として現存する時こそが、やっぱり作・演出の興奮するタイミングなのだと思います。これまた当然ながら、自分が演じる用ではなく自分が観る用に、私は作品をつくっているのだと思います。


 何が言いたいのかというと、生身で11人、音映含め14人もいる役者によって、しかもこの座組ならでは、ということで、今回の『ANCHOR』は超肉厚、相当な奥行きのある作品になっているということです。定量的?に言うと、何かしらの14乗レベル、だと感じています。2の14乗でも、4096とかです。日常が偶然性をもった人間関係によるいろんな奇跡で成り立っているとすれば、作品づくりはその奇跡を意識的に、確信的に、現存させる作業なのだと感じます。 当然ながら、本当に起こった奇跡とは尊いものだと思います。舞台上に尊い瞬間、本当の瞬間を沢山現存させること、あるいは人が立ち居ふるまうことそれ自体が既に本当であり尊いものなのだということの徹底した再確認、そういったことに、今回の座組、作品では臨んでいきたいものです。


 この文章が役者コメントなのかどうかということはさておき、『ANCHOR』は良いチームによって形作られていると思います。本番の舞台上、あるいは劇場空間が楽しみですし、楽しみにしてもらいたいなあと、心から思っております。


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【藤原政彦(劇団うんこなまず)】


 『PPAPよりBEMYBABY』

 

 制作してます、うんこなまず所属のフジワラです。
 今回も間もなく本番を迎え、1スタッフとしては緊張してますが、
 それ以上に1お客さんとして楽しみです。


 役者コメントではありませんので、制作として、
 うんなまの魅力をどうやって書こうかと考えてた時の話をします。


 先日NEWS ZEROで、ピコ太郎のインタビューが流れてました。
 そこで女性のインタビュアーが当然の如く、PPAPの話をするのですが、冒頭
 「どうしてペンとりんごなんですか?」
 と質問していて、その瞬間にこの世の中の崩壊、もといSEKAI NO OWARIを感じました。
 ああ諸行無常。老いても益若。。浅くても深瀬。。。  

 

 辛うじて幸いなことに、Twitterで流れていたMステの岡崎体育の動画を見て、
 人生捨てたもんじゃないよね
 あっと驚く奇跡が起きる
 あなたとどこかで愛し合える予感がしました。クッキー食べたい。

 

 閑話休題、今回ウイングカップ参加の僕の目的はシンプルに
 「うんなまを知らない人に、見てもらう」です。
 とどのつまり、同じ狭い関西に住んで、演劇をしている(職業でなく)という
 かなり限られた人々の中でさえ
 絶対に出会えない人々にも、作品を見て貰える本当に貴重な機会だと思っています。

 

 ラッスンゴレライのように、大切なことは説明してくれないけれども、
 うんなまはアトラクション。遊園地デートのようにありのままを、
 そのままの時間の経過を楽しんでください。


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【浦長瀬舞(劇団冷凍うさぎ)】


 うんなまには2年振り2回目の出演となります。嬉しいです。
 初めてうんなまを観たのは大学一回生の冬の「明日放る」でした。
 帰り道、えらく興奮して、ぐるぐると考えながら帰ったのを覚えています。
 今、スマホのメモ帳アプリを見てみたら「うんなまメモ」というタイトルで感想のようなものが残されてました。恥ずかしいので中身は出しません。けど、とにかく興奮したんだなと思います。
 ちなみにそのときに見た繁澤さんはラーメンズの小林賢太郎に似てるなと思ったのですが、今は庵野秀明にそっくりです。シン・ゴジラは最高。
 一度観ればクセになっちゃううんなまの本公演。
 頑張ります。


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【倉橋愛実(第三劇場)】


 皆さまはじめまして。
 今回 うんなまさんに初めて出演させて頂きます、倉橋愛実と申します。
 半年程前にドキドキぼーいずさんの客演として参加させて頂いた 大大阪舞台博覧会 で出会って以来 深夜の長電話から始まり順着着と恋を深めてこの度本公演に参加させて頂きました。有難く嬉しく思います。。


 ニワカではありますが いちファンであるが故に、推せばどうしても独り言ちおたく臭くなるので困っちゃうのですが
 同時多発的恋,畏怖,美形,精度,もてなし,舞台上の道理 通った時間が現実とお揃いで、それだけでもわたしは嬉しかったというか 尊く感じたのですが、高精度な手品を観たときのような幸運 感動に大変満足な気持ちで帰ったのでした。。救心。。


 劇団うんこなまず 好き嫌いは有ろうと思いますが 屹度満足して頂けると思います。「ANCHOR」どうか観に来てくださいませ。。


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【西田悠哉(劇団不労社) 】


 今回初めてうんまなに出演させて頂きます西田悠哉と申します。
 初めての参加の割に良い感じの役をもらえたので、大学の演劇サークルの大先輩たる繁澤さんの胸を借りるつもりで繊細かつ大胆に頑張るべ!と本番まで約2週間を前にして一人意気込んでおります。


  うんなまの稽古は疲れます。謎の緊張感がビンビンに張り詰めています。たまに繁澤さんは急に喋るのを止め、しばし虚空を見つめる瞬間があります。するとさらに稽古場の重力が上がります。余計な事を口走ると即刺されそうですらあります。実際過去数度に渡る暴力a.k.a.愛の鞭が飛んできたこともあります(語弊が多分に含まれていますのでご心配なく)。イルでドープなうんまなワールドは、この稽古場の空気を真空パックして劇場にぶちまけることで出来上がるのかと勝手に納得している次第です。


 かつて繁澤さんと二人で飲みに行き、そのまま僕の家に泊まったことがあります。繁澤さんは僕の家にあったプレ2で『ウイニングイレブン9』を延々やっていました。僕が寝るより遅くまでウイイレをし、僕が起きるより早くウイイレをしていました。このエピソードを半ば無理やり公演に結びつけるなら、繁澤さんは楽しいことが好きで、一見とっつきづらいうんまなの公演もやっぱり「楽しい」ものにしようとしているのだと思います。今回の『ANCHOR』も例に漏れず様々な仕掛けの詰まった「楽しい」体験型エンターテインメントになっていると勝手に思っているので、是非一人でも多くの人に劇場で体験して頂きたいものです。 ちなみにその日繁澤さんにパンツを貸したら、半年後に知らないパンツ3枚になって返ってきました。イッツマジック!エンターテイナーHANZAWAにビッグリスペクト!


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【neco.(アフター5プロデュース/猟奇的ピンク)】


 こうえんへのおもい

 稽古も半分終わりました!
 二回目のうんなまで、めっちゃ楽しんでます。
 ウイングカップ、というのもありますが、とはいえ良い意味で意識せずに面白いものを作りたいなー、と。
 稽古が始まる前は、前回参加したときに近いベクトルの役どころになるかなー、と思いきや、全然違う芝居となって、なんだか学生時代のエンジョイ感も思い出します。
 何にしても楽しんできたいですね!


 けいこかんそう

 自分の団体だけでは絶対集まらないような方々が集まって、ある種のオールスター感がありドキドキします!
 そして、ざわちん(はんざわくん)のダメ出しや所感的な物が、色んな角度から飛んで来るのが、ひとつ楽しさでもあります。


 みどころ

 いろんな役者さんの(特に僕の?)七変化が楽しめたり、セリフの音感も楽しめれば! 特に難しい事を考えず「娯楽」として楽しめる作品でもあります。


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【原田慧(㐧2劇場)】


 ボブディランがノーベル文学賞。

 うんこなまずでウイングカップ。

 そんな時間にここに生きれて嬉しいなという素朴な喜びと、緊張感があります。

 とても自由な、演劇。

 自分の想像力をぶっつけて、少しでもこの世界を拡張できるよう、頑張りたいと思います。


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【森岡拓磨(劇団冷凍うさぎ) 】


 アビャー!(ドバドバドバ)
 うんなまの凄さについてです、色々考えていたのです私、でもでもつまるところ何が凄い何が良いってやっぱり名前が良いと思ったんです、僕、
 っていうか劇団うんこなまずっていう団体があって劇団うんこなまず的出し物があってその見世物がうんこなまず的出し物であることやそれを劇団うんこなまずって団体がやってる、
 ってことがもう一個勝ってるよなぁと思うんです。私。圧倒的真っ当。 
 だって、ジャッキーはジャッキーだし、リアムはリアムだし、瀧は瀧じゃないですか、そんな感じで、うんこなまずはうんこなまずなんですよ。すごくないですか?繁澤さんは庵野に似てますけど、シン・ゴジラは全然最高じゃないです。
 いやはや、うんなまはうんなまなんですよ、凄いことだと思う、悔しいなぁぼかぁ、、


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【森田鮎】


 こんにちは。
 今回役者として参加させていただきます、森田鮎です。


 えー、今回うんなまへの出演は約2年半ぶりとなります。
 うんなまには「もののけ姫」から深く関わらせていただいており、プロデュース公演形式から劇団に変わった際には僕は劇団員として活動していました。
 2年半前に、自分にとっての演劇を考えるためにうんなま所属は取り外し、フリーで今まで役者をしてきまして、そして、今回久しぶりにうんこなまずに出演。


 稽古場で台本を受け取り少し中身を見た時に、あ、うんこなまずだ。って思いました。
 なんとなく文字が軽く見えるんです。
 で、稽古をやっていくにつれ、この作品は僕たちがどこまでも面白くしていけるなって思えるんです。
 勿論決められている事はあるけれども、余白でしっちゃかめっちゃかに出来てしまう。したくなる。
 毎回その場で創り出していく時間はとても貴重で楽しくて、やっぱり僕の好きなうんこなまずだなって思います。


 本番も毎回その場で創られていくんだろうなって。
 是非、皆さんも一度触れに来てみてください。お待ちしてます。


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【和栗一(題名のない演劇会)】


 うんこなまずのANCHOR、開演まで残すところわずかとなりました。
 稽古が進むにつれて、たくさんの演者の熱量、次に何が始まるのかわからないドキドキ感や緊張感が日に日に増してきて、独特の世界が作られていっております。
 クセになります。なんだか認めていいのかわからないけど、記憶に残って離れない不思議な感覚になります。はたまた、「理解できないけど、魅力的だから理解したくなる」「別にタイプではなくても、一度出会ってしまうと、ふとしたタイミングで見たくなってしまう」、そう、ANCHORは恋のような(笑)感覚が得られる作品なのです。
 ご来場心よりお待ちしてます!


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以上です。

11/4~6はウイングフィールドにて一同、待ち構えております!どうぞ宜しくお願いいたします。

うんなま

うんなま(劇団うんこなまず改め)/un-namaのホームページです。 ※平成29年度より、団体名を改定しました。 mail:unkonamazu@gmail.com twitter:@unkonamazu