うんなま

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【6/9-10!】#うんなま ver.12『ひなんくんれん』まもなく!

あっという間に今週末6/9-10、伊丹アイホールにてうんなま最新作『ひなんくんれん』が上演されます。~~~「演劇×防災」と銘打った本作。コントと言ってしまえばコント、でもやっぱり演劇です。ユルい会話から、とんでもないおバカから、気づけば心を揺さぶられる言葉と思いに、壮大?びっくり?な仕掛けまで。アイホールに満を持して、大阪で異彩を放ち続ける「うんなま」が初登場!観劇後も残るものが、情報のみならず、きっとあるはずです。~~~平成30年6月9日 (土)15:00/20:006月10日(日)11:00/15:00※受付開始/開演の45分前。開場/開演の30分前。※当日、会場にて受付順に入場整理番号を配布。チケット/一般      前売2,500円(当日3,000円)うんなま初観劇 1,000円(前売のみ)【日時指定・全席自由】チケット取扱/CoRichチケット! http://ticket.corich.jp/apply/90935うんなま http://www.unkonamazu.com/アイホール TEL:072-782-2000(電話予約のみ)*****天災にしろ人災にしろ、有事は“いつか起きる”らしい。では、いったい私たちはその時、どうすればいいのか――。「地震」「テロ」「ミサイル」の三章を軸に、ひとりの女が誰かのために、 「備えあれば憂いなし」としてインターネットに転がっている情報をかき集め、唱え続ける。ひとは、他のひとのために、いったい何が、できるのか――。イマドキの自己愛や教育欲が入り混じりつつも、うんなまを観ることが防災になっちゃう…そんな新作。*****http://www.aihall.com/break-a-leg_unnama/

【2/17(土)-18(日)】うんなまver.11『search and destroy』東京公演、まもなく!【#うんなま】

 うんなまver.11『search and destroy』東京公演はいよいよ本日、花まる学習会王子小劇場に小屋入り。週末土日が本番となります。 これまでのうんなま同様(!)、「わかりにくい」「ついていけない」「意味不明」という感想を沢山頂戴している本作。一方でこれまで以上に、「共感」と「演劇であること」に基づいた多大なる好評を、多数頂いています。(大阪公演感想等togetterはコチラ) 『search and destroy』は非常に単純な物語です。何者でも無い男がただ一人、猥雑なスマホの画面を見つめながら過ぎていく時間とその崩壊を、「演劇」でもって描き出しています。 これだけ「共有」が容易になった現代でも伝えることのできない、誰とも共にすることのできない”わたし”と”気持ち”。これを時には有り余るおバカさと愛嬌で、時には丁寧な切実さでもって、舞台上で提示し続ける自然体の俳優たち。情報や誤謬に溢れた現代を普遍的に描写した徹底的にナンセンス(言い換えると、アホらしい。そう、うんなまは大阪の劇団です)な台詞と世界観。まるでアトラクションのような、総合芸術としての舞台効果。そういった点を、今回大阪の皆様に高く評価していただいています。 そして、うんなま初の東京公演を、約1年半前のディレクターズワークショップ@ウイングフィールドで出会った花まる学習会王子小劇場でおこなえるその縁に、心より感謝しています。 うんなま最新作『search and destroy』は、演劇で真っ向から「人間存在」をうんなま流に問う、そんな作品です。「唯一無二」とコメントされるうんなまの時空間を、東京の皆さまにも満喫していただけますと、幸いです。うんなま代表 繁澤邦明うんなまver.11『search and destroy』【会場】花まる学習会王子小劇場【日時】2月17日(土)15:00~、19:00~2月18日(日)11:00~、15:00~【詳細】http://www.unkonamazu.com/pages/606733/next※写真は大阪公演(撮影:小嶋謙介)

【ご案内】『search and destroy』東京公演稽古場見学について【#うんなま】

うんなまver.11『search and destroy』、大阪公演も終了し、今度は東京公演が差し迫ってまいりました。そしてそして稽古場見学、東京公演についても募集致します。大阪公演の感想では、「製作過程でどうやって他者にこんなの伝えてるんだ」「極限まで『はしご』が無いんだけど、ほんと絶妙なところで繋ぎ止められている感じだった」「役者さんたちの話し方は普通なのに、異様な空間になっていってとても楽しかった」「ていねいなシニカルさ」「俳優陣が伝達することの意味を常に意識し、セリフを吐いている」などとコメントされています。そんな、うんなまの作品がつくられていく様子。またまた公演直前期の稽古、宜しければ(自己責任で…)覗きに来てください。【稽古日時】 2/7(水)19:30~22:00 2/10(土)9:00~22:00 2/11(日)9:00~22:00 2/12(月)9:00~17:00 2/14(水)19:30~22:00【稽古場所】 西宮近辺 ※見学希望の方に、詳細をご案内致します。【お願い】 極めてフツーに、直前期として稽古をおこないます。あまり「おもてなし」はできないと思いますが、ゆえにうんなまの創作風景、まさに現場を見ていただけると思います。 見学無料・入退場自由ですが、稽古の妨げとなることが無いよう、最低限のマナー・配慮はお願いさせていただきます。 見学に来られた方には、SNS等に公開するため感想をお願いすることがあります。【申し込み】 劇団unkonamazu@gmail.comまたは劇団Twitter、劇団facebookページ、もしくは関係者まで、 『sad見学希望』を件名として、 本文に①~③を記載いただき、ご連絡ください。  随時、返答させていただきます。 記載内容:①氏名 、②見学希望日時、③連絡先(メルアド・電話番号)写真は、大阪公演ゲネの様子です。

【初日まであと1日!!】べろべろガンキュウ女⇔うんなま、往復応援メッセージ【#うんなま】

およそ24時間後には1ステです!今回は!昨年のウイングカップ7にて最優秀賞・優秀賞コンビのべろべろガンキュウ女!繁澤とはほぼ一回り年齢の違うべろガンの小山くんからのコメント!えらいことです!でもなんだか分かり合っている様子!ぜひご一読下さい!@@@@@@@@@@【べろべろガンキュウ女⇒うんなま】先をいく芸術家は孤独と戦わなければならないらしいです。きっと、うんなまは先を行ってます。どれくらい先かはわかりません。5年経てばついてくるのか10年経てばついてくるのか…パリコレみたいですね。ぼく的に大阪で唯一公演すると聞くと嬉しくなる劇団はうんなまです。ただ、ぼくは東京に住んでいるので観れないのが多いのですが。今回も上演が被っていますし…今回の公演は東京の花まる学習会王子小劇場でも上演されるそうで、東京で観られることがとても嬉しいです。ぼくが観たうんなまはANCHORでした。観た時、負けたぁって。思って。本当に面白くて。観終わった後感想を言いに行ったら怖い顔で観てたって言われてショックを受けた思い出があります。 繁澤さんの戯曲を演出してみたいです。凄い大変そうですけど想像しただけで楽しいですね。出来れば…『ブットンくん』のお話が良いです。べろべろガンキュウ女 小山都市雄@@@@@@@@@@【うんなま⇒べろべろガンキュウ女】 僕は、なんだかんだで小山くんに影響を受けているのでは?と、今作『search and destroy』をつくりながら改めて思っていました。 いや、即座に撤回する感じですが、影響を受けている、というとちょっと盛ったかもしれません。正しくは、「興味や感覚が非常に近くてめちゃくちゃ共感するし、わかる」という感じでしょうか。 小山くんとの出会いを振り返ると、昨年のウイングカップ7でした。出場団体による最初の顔合わせ的打ち合わせの際に、「俺たちは高校生イェ―」みたいな主張を静かにしていた気がします。その時僕はもう29歳になっていたので、いわゆる一回りぐらい違うことに、これまた静かに驚いていました。と同時に、いったいどんな作風なんやろか…まあ尖った感じなんやろうな…服装もそんな感じやし…僕はもう、服装とかめんどくさいもんな…となんとなく思っていました。 その後、件のディレクターズワークショップがありました。僕と小山くんは違う班で、僕は演出、小山くんは演出補佐の立場だったのですが、普通に小山くんの「演劇偏差値」の高さに驚いた記憶があります。もうね、演出の意図を読み取って、でもそれならこうすべきでは?みたいなことをしれっと言ってくるんですよ。年上だらけの現場で。僕は正直怖かったし、なんならちょっとイラっとしてました(タハハ…)。 そして、ウイングカップ7の公演です。僕らの公演は11月にあって、べろガンの公演は年が明けた1月にありました。なんだかんだで僕は、「もしうんなまじゃないところがウイングカップ7で最優秀賞を獲ったらどうしようかな…」みたいなことを公演終わってからずっと考えていたので、べろガンを観るあたりの時期は色々悶々としていた記憶があります。で、彼らの公演を観まして。 「うわ、似てるな」と思いました。素直に。何が?と言われると、ちょっとありすぎて困るぐらい、正直似ているなと、自分では思いました。やりたいことというか、表現活動、そのなかでも舞台表現を選択した理由、衝動みたいなものが非常に近しいんだろうなと、しみじみ思ったのを覚えています。 そのあとも何回もべろガン、観させてもらいました。なんなら、ここで初めて言いますが、「出たいな」と思っていたぐらいです。それか、一緒に創作の現場を共にしたいなと、思っていました。 そんなべろガン、今回で大阪は最後。そしてまもなく解散、解体、とのことです。 もちろん小山くんは演劇を続けるだろうし、僕もまだまだ演劇を続けるとは思いますが、きっとどこかで一緒になる機会はあるんでしょうが、もう小山くんはあんまり「衝動性」に基づいた演劇はつくらないのかもな?となんとなく思っています。 ぜひ、「べろガン」と「うんなま」を両方観ていただきまして、衝動に基づく創作をおこなう2団体を、ウイングカップ7最優秀賞と優秀賞の団体を、比較しつつも楽しんでいただければ嬉しいなあと、思っています。うんなま 繁澤邦明@@@@@@@@@@@べろべろガンキュウ女詳細:https://twitter.com/BeroberoEys芸術創造館では小山さんが、ウイングフィールドでは繁澤が、皆さまをお待ちしております!

【初日まであと1日!!】『search and destroy』当パンコメント公開【#うんなま】

本日は小屋入り2日目、いよいよ明日より3日間、『search and destroy』大阪公演@ウイングフィールド、本番となります。往復応援メッセージや稽古場レビューなど、いろいろとワンサカ公開していっていますが、ここで、当日ご来場いただいた皆様にお配りする当日パンフレット内記載のコメントを公開させていただきます。『search and destroy』の内容というよりかは、マインドを伝えている文章だと思います。ぜひぜひ(来場する/したかのような誤解のもと)ご一読いただけますと幸いです。もちろん、当日パンフレットにて改めてお読みいただきますのを、心よりお待ちしております(結構読み応えあります)!予約はコチラから@@@@@@@@@@本作の『search and destroy』というタイトルは、イギーポップ(というかザ・ストゥージズ)の曲名が元ネタとなっています。ちょっと、その歌詞を、以下に記載してみます。I'm a street walking cheetahwith a heart full of napalmI'm a runaway son of the nuclear A-bombI am a world's forgotten boyThe one who searches and destroysHoney gotta help me pleaseSomebody gotta save my soulBaby detonates for meLook out honey, 'cause I'm using technology !Ain't got time to make no apologySoul radiation in the dead of nightLove in the middle of a fire fightHoney gotta strike me blindSomebody gotta save my soulBaby penetrates my mindAnd I'm the world's forgotten boyThe one who's searchin', searchin' to destroyAnd honey I'm the world's forgotten boyThe one who's searchin', searchin' to destroyForgotten boy, forgotten boyForgotten boy saidhey forgotten boyそして、いくつかインターネット上に転がっているその和訳を、以下に記載してみます。*****1)俺は胸にナパーム弾を詰め込んで街をうろつくチーター原子爆弾から生まれた家出息子俺のことなど世界中誰ひとり憶えていないサーチ・アンド・デストロイ作戦の遂行者お願いだから俺を助けてくれ誰か俺の魂を救ってくれ俺を爆破してくれ気を付けたほうがいい、俺は最新のテクノロジーを駆使してる言い訳してるヒマなんかない真夜中に魂が発する放射能銃撃戦の最中さなかの愛お願いだから俺を不意打ちしてくれ誰か俺の魂を救ってくれ俺の心を射ち抜いてくれ俺のことなど世界中誰ひとり憶えていないサーチ・アンド・デストロイ作戦の遂行者俺は世界中から見捨てられた男ひとりサーチ・アンド・デストロイ作戦を遂行してる参考元:Music for Cloudbusters「俺のことなど世界中誰ひとり憶えていない (サーチ・アンド・デストロイ - イギー・アンド・ザ・ストゥージズ)」https://yasusii.blogspot.jp/2013/09/search-and-destroy-iggy-and-stooges.html2)俺はたんまりとナパーム弾を隠しチーターのように街を歩いているんだ俺は原子爆弾の申し子なんだ俺は世界から忘れられたガキただ破壊をもとめてうろつき回ってるのさねえ君、どうか俺を助けてくれないか誰かが俺の魂を救ってくれなきゃ自分自身が爆発しそうなんだ君に見て欲しいんだ 俺がテクノロジーを使った結果をもう後悔する時間すらねえよ死の夜に魂の放射線が吹き荒れる愛は炎の中で戦い続けるんだねえ君、俺をぶん殴ってくれないか誰かが俺の魂を救ってくれなきゃ俺の心が連れ去られそうなんだ俺は世界から忘れられたガキさただ破壊をもとめてうろつき回ってるのさ忘れられた男が言ったんだ「よう、忘れられたガキ!」参考元:Studio Summer Sky BLOG「iggy pop search and destroy 和訳」http://stsummersky.blogspot.jp/2013/05/iggy-pop-search-and-destroy.html3)おれはストリートを歩くチーターナパーム弾をたんまり持ってる原子爆弾の申し子だおれは世界から忘れ去られたボーイうろつきまわってブッ壊すんだハニー助けてくれおれの魂を救い出してくれベイビー爆発させてくれないか見てくれハニーおれはテクノロジーを使ってるんだ謝る時間もありゃしない死の夜に降り注ぐ魂の放射線愛は銃撃戦の真っただ中さハニーぶん殴ってくれおれの魂を救い出してくれベイビー突き破ってくれないかおれは世界に忘れ去られたボーイうろつきまわってブッ壊すんだおれは世界に忘れ去られたボーイうろつきまわってブッ壊すんだ忘れ去られたボーイ参考元:不定期イチロウキングダム 「【イチロウ的和訳4】 The Stooges - Search And Destroy」http://kw-ichiro.jugem.jp/?eid=940*****なんだか結構違うなと思いつつ、パンクソングとして根底にある「叫び」を抽出しようとしている感じでしょうか。あるいは、この曲のベースにある「ベトナム戦争」をどこまで抽象化するか、ということかもしれません。いずれにせよ、歌詞としての英語の「意味」や「思い」、あるいは「読む日本語としてどうしたらカッコいいか」ということがあると思います(でも、邦楽洋楽問わず、純粋に文章として「見る」と甚だダサかったりしませんか?)。ここで、本作「search and destroy」の話になります。当然ながらこれから皆さんに観ていただく公演においては、俳優が喋る言葉は台詞として決まっています。しかしながら、その台詞の中の「意味」や「思い」、つまるところ「叫び」は、いったいその台詞の中に収まっているのでしょうか。あるいは、台詞を語るための言葉が、別に必要になるのでしょうか。そもそも、私たちが語る言葉は、本当に私たちの思いを伝えられているのでしょうか。そして、他の誰かの語る言葉を、私たちは本当に理解できているのでしょうか(本当に理解できる、というのは驕りだ、というのもあるでしょう。都合よく理解&利用したらいいじゃない、という極めて今的なこともあるでしょう)。すごく、情報に溢れている時代だと思います。正しいことも間違ったことも、虚も実も本音も建前も希望も絶望も、静かに飛び交っている時代だと思います。そんな「共有の時代」を、結構ナンセンス、ある種ユーモラス、もしかしたらデンジャラス&センシティブに描こうと取り組んだのが、本作です。何も解決しない時間だとは思いますが、多くのロックンロールの名曲がそうであるように、純粋にそうせざるを得なかったその時間の共有を楽しんでいただければ幸いです。本日はご来場、誠にありがとうございました。ならびに、関係各位に多大なる感謝をしつつ。うんなま代表 繁澤邦明

【初日まであと1日!!】舞嶽44景project⇔うんなま、往復応援メッセージ【#うんなま】

いよいよ初日まであと1日!今回は!繁澤が学生時代にカメハウスに客演したり、他客演先でご一緒したり、実は縁の深い舞嶽44景project 亀井伸一郎さんになります。なにか面白いことはないかと退屈しているそこのアナタ!ぜひぜひご一読ください。@@@@@@@@@@【舞嶽44景project⇒うんなま】繁澤君と出会ったのはまだ僕が20代前半の時でした。その時は尖ったルックスとファニーなお芝居で一目見て惚れた。彼の作る作品は小劇場では一回しか見てませんが、シンパシーを感じた。小劇場という畑で出来る事を理解してるんだなと。最近は2.5次元演劇などありますが、彼の作品は3.5次元という印象です。三次元に演劇という素材が混ざり合ったことにより、0.5次元進んだような。上手く説明できませんがリアルよりリアリティという印象です。シンパシーを感じたのは演劇という遊び方の教科書があるとすると、彼は教科書(説明書でも良い)を読んだ上で、でも俺はこうやって遊びたいもしくは遊び方見つけたいという心意気が見えてくる所です。演劇人というより音楽家のような頭の構造をしてるんじゃないかなと。演劇をやっていると(10年くらい僕はやってるんですが)突発的なエンターテイメントに引っ張られる時が僕はあるんですがその時に難しいなと思う所が自分の表現を突き詰めるという所で、気がつけばお客を中途半端に意識した作品になってしまいそうになる時があるのですが(中途半端という所がいけない)繁澤君は自分の表現(自分で自分の表現を決めつけないところも含め)をしっかりと見ているなと。多分彼は自分の表現が過去の演劇人に遊びつくされている事は知っていて、それでもその切り口から自分の新しいモノを探っていってるのではないかと。そして、彼はそれを見つけたとしても、また新しい自分の玩具(表現)を探し出すのだと思います。子供が玩具に飽きたら次の玩具を探し出すように。ロックミュージシャンが自分のギターを叩き壊すように。素直に純粋に面白く価値のあるものを見つける眼力を持っている彼の作品はその瞬間瞬間で姿を変えると思います。今この瞬間この文章を見ている人は、今出会ったこの奇跡を信じて観に行ってください。この玩具があなたの一生遊べる玩具になるかもしれません。舞嶽44景project 亀井伸一郎@@@@@@@@@@【うんなま⇒舞嶽44景project】 実は僕、その昔「カメハウス」に何回か客演していたんですね。21歳~23歳ぐらいの頃、まだ学生だった時分です。学内の公演をたまたま観に来られた亀井さん(当時、客演先が同じだった)に、「カメハウス出てよ!」と客出しの現場で熱く?誘われたのを覚えています(もしかしたら記憶の中で美化しているかも。まあでも、往々にしてそんなものですよね!)。 あの頃、カメハウスはまさにイケイケドンドンな雰囲気でした。関西小劇場をひっくり返すような勢いと、何よりも熱量を持った作品、活動を展開していたのを覚えています。 そもそも、亀井さんの作品を初めて観たのは「鷲掴み」というプロデュース公演でした。『ぼーい みぃつ がーる』という作品。今調べてみると2009年、僕は大学2回生、芝居を始めて2年目の頃です。 これまで僕もそれなりの数の作品を観劇してきたわけなのですが、『ぼーい みぃつ がーる』のラストシーン、My Chemical Romanceの『Welcome To The Black Parade』が流れる中でアニメやゲームのように目まぐるしく、ダンス/パフォーマンスをもとにそれまでのシーンが入れ代わり立ち代わり展開されていくあのラストシーンに、ひどく心を「掴まれて」しまったのを昨日のように覚えています。脳汁がドバァーッと出たというか。心と言いつつ。 そうですね。亀井さんは、「掴む」のが本当に上手い人だと思います。たぶん、本能的に。それゆえに、カメハウスやそれ以降でも、なかなか他ではおこなうことのできない大人数、大規模な公演をバシバシとやり遂げてきた、やり遂げることができたんだろうなあと、しみじみ思います。 今回の「舞嶽44景project」も、パッと聞くと「ほんまかいな」としか思えないことばかりです。しかし、亀井さんは自身の世界観を、これもかと言わんばかりに練り上げた、捻りあげた、こじらせた(良い意味ですよ)世界観を、「掴んだ」人たちと一緒に作り上げ、また新たな人を「掴んで」行くのでしょう。Twitter等で上がっているパフォーマンス等の写真を見ると、ああ、やっぱり亀井さんだなあとしみじみ思わされます。「亀井色」を完全に作り上げ、どんどん更新していく亀井さんは、やっぱりあの頃の勢いと熱量を持ったままなのだろうなあと感じさせられます。 僕、初めてうんなまで作演をした、というか自身初の作演をした第二回公演とかその後の第三回公演では、結構カメハウスに影響を受けて作っていたなあと覚えています。それはつまり、今の僕の作演にも亀井さんの影響はきっと残っているということです。そういう意味では僕も、「亀井チルドレン」なのかもしれません。実際、カメハウスの頃の縁が繋げてくれていることも、今となっては多々あります。 いかがでしょう。この週末は、そんな亀井さんの「舞嶽44景project」と私たち「うんなま」を併せて観ていただくと、一つの関西小劇場の世代のエネルギー、うねり、パワーを確かに感じていただけるのではないかなと、思ったりしています。うんなま 繁澤邦明@@@@@@@@@@@舞嶽44景project詳細:https://twitter.com/bugaku44オーバルシアターでは亀井さんが、ウイングフィールドでは繁澤が、皆さまをお待ちしております!

【初日まであと2日!(冷凍うさぎとN₂は1ヶ月後!)】劇団冷凍うさぎ・N₂⇔うんなま、往復応援メッセージ【#うんなま】

往復応援メッセージはまだまだありまぁす!今回は!なんだかんだで繋がりが結構あります、劇団冷凍うさぎとN₂です。この2団体は2月の公演なのですが、ウイングカップ最優秀賞仲間的な縁で、コメントのやりとりとなりました。なんだか捻くれた人たちによる捻くれた交換文の応酬、ぜひぜひご一読ください。@@@@@@@@@@【劇団冷凍うさぎ⇒うんなま】僕が知っているうんなまは、音とクリシェとあと幼児のような(あるいは小学生のような)心で織られた何かであります。また、洋楽のようなものでもあります。根っこの部分の意味はさておいて、音やフレーズやおふざけ地味た何かの気持ちよさでふわ〜っとなるのですが、後々で歌詞を読み返してパズルのピースがはまった時、ふえ〜っとなるという、一粒で二度美味しいところもあります。のたくったコメントになっていますが、なんというか、人がわーわー、ごそごそ、パキパキ言ってんのは面白いよね、という当たり前のことでありながら、意外と当たり前でなくなってることを、当たり前にやっている、ある種の王道、スタンダードを行っているのではないかという趣があるのです。当たり前のことを言おうにも、一見不思議なことになってしまうよは、現代の病みの反映なのかもしれませんが、それでは一層、うんなまは現代のスタンダードを体現した一つの形なのではないか〜となるわけですね。。嫉妬します。‬劇団冷凍うさぎ 森岡拓磨@@@@@@@@@@【N₂⇒うんなま】――手、つながせちゃうんだ……。と、わたしは図らずも内心、ぼやいてしまった。出どころが不明の青酸カリを舐めたふざけた指で? とは、いわない。一年前、劇団うんこなまずver.10『ANCHOR』が終演した板の上に殺人を犯せるような代物は落ちていなかったのだから。アンカーって、「いかり」のこと?クリックすると今、表示されている場所と地続きに指定したページを表示する……などと、無意味な字引きに足をすくわれながらも、フィジカルではなくメンタルな意味で、いつの間にか私は不感症になっていたのだと悟った時分を覚えている。きっと、私も彼も台詞の音と独自の音楽性には、どこまでも潔癖で神経質であるのだが、うんなまがN₂と一線を画する要素を一つあげてみるとすれば、多重にレイヤーがかけられた虚構の――外、現実世界への「接続」だけにとどまらず、直に他者とつながるための「接触」があるという点なのかも知れない。「サイバーパンク」と宣っている通り、ネットスラングとAAとコラ画像と流行語とマジックワード(以下略)……が短絡したかのようなシーンを現代の若者が生き急ぐように、あるいは、私たちの中で眠っていた過去の記憶を起こすように再生しつつも随所、随所へ甘酸っぱいロマンチシズムを挿入してくる感じ。かつ、彼は時代と寝るのが上手いから、あくまで作劇において知性より優先する感情を排そうと涙目、血眼になっている私からすると、憎いけど憎めないヤツ(敬称略)……などと、思ってしまうのだ。私は、いわゆる「ねらー」ではないが、今は「5ちゃんねる」になったらしい「旧・2ちゃんねる」のスレッドを遡っていたら急に生身の人間が現れた……! みたいな。少なくとも私には、そういった感動があった。今でこそ数年前、たった数年前の彼の作風ですら古めかしくなってしまう今日であるが、それでも、視聴覚へ訴える画は明瞭でありながら、あえて低く調整された解像度は健在で俄然として愛くるしくポップだ。ちなみに、私がはじめて彼の戯曲に触れたのは、dracom Gala たんじょうかい#3においてである。タイトルは『tango@』何とか……そう、「@」の後にも何しかの単語が続いていたはずなのだが、何であったかは忘れてしまった。一ヶ月前のウイングクリスマスにて「(小劇場を知らない)彼女と観劇デートしても大丈夫!」な演劇に地点『ファッツァー』をファッツァー推していた私たちであるが、私は、うんなまver.11『search and destroy』という楽園となるか地獄となるかわからない未知のジャングルへ、あなたの「はじめて」を捧げてみて欲しい。続きはWEBで「@unkonamazu」か「@kunipoko」で検索してみてください。ハンバーガー!!!!!(2018年1月 A.M. マクドナルド百万遍店において)N₂ 杉本奈月@@@@@@@@@@【うんなま⇒冷凍うさぎ】 僕は、わりと森岡くんを羨ましく思っています。なぜかというと、こんなにも周囲にその才能を認められている、愛されているにも関わらず、本人は悶々と、と言うか、ゴーイングマイウェイを貫いている(しかしながら、迷いも垣間見せる)からです。そう、森岡くんは「愛されキャラ」なのです。 しかしながら、森岡くんが自分は「愛されキャラ」だと認識して上機嫌に、周囲にきちんと「良い人」として愛想良くふるまっても、それはそれで、ああ、もったいないなあ、と思ってしまうのかもしれません。 なんでしょう。とかく、森岡くんには「良いものをつくる」そのことに、ただ一心不乱に夢中になってほしいのです(なっているとは思いますが)。僕は、数回彼と一緒に創作しているというのもありますが、森岡くんの、冷凍うさぎの、オタッキーなスイッチでつくる渾身のものに本当に期待をしているのだなあとたまにしみじみ思っていますし、と言いつつもここまで述べた僕の期待なんてガン無視する/飛び越える/予想を超える勢いで、面白い作品をつくって欲しいなと思っています。うんなま 繁澤邦明@@@@@@@@@@【うんなま⇒N2】 杉本さんは、ほんと「我が闘争」と言わんばかりの戦いを繰り広げているなと思っています。もちろん、舞台上で。 アーティストが自分の創作物にかける熱量を数値化できるスカウターみたいなのがあるとすれば、彼女の数値は異様に高いのではないでしょうか。例えば宣伝美術というか、ビジュアルワークの時点で、その熱量力(戦闘力みたいな)は相当なものだと思います。言うて僕なんかはわりとなんでもテキトーにやっちゃう、諦めが早い時があるので、素直にスゴイなと思っています。 その熱量が舞台上のクオリティにクリティカルに直結すれば、緻密さがバネとして機能すれば、N2って地獄の底からやってきたみたいな、信じられないほど面白いものを創られるんじゃないかなって感じています。 杉本さんは、自身の戯曲を「数式」や「化学式」と表現されています。そう考えると、劇作は実験であり、舞台上は黒板やフラスコなのかもしれません。 教科書に名前が載っているような偉大な科学者がそうであるように、なんとなく実験や計算を繰り返している物好きがいるな~と傍から見ていたらいつの日か、歴史や世界を変えるような大発見が成され、彼女と、彼女のつくる作品は、時代に名を刻むことになるのかもしれません。うんなま 繁澤邦明@@@@@@@@@@劇団冷凍うさぎ詳細:http://reitou-usagi.tumblr.com/011N₂詳細:https://www.tpam.or.jp/program/2018/?program=lightning-talk-is-working-in-silenceうんなま・劇団冷凍うさぎ・N₂ともども、宜しくお願いしまぁす!

【初日まであと2日!(匣の階はあと1日!)】匣の階⇔うんなま、往復応援メッセージ【#うんなま】

さてさて、往復応援メッセージ。続きましては匣の階です。なんだか無邪気で素直な交換文、ぜひぜひご一読ください。@@@@@@@@@@【匣の階⇒うんなま】たまたま同じ週末に公演をすることになってしまった、うんなまの繁澤君から「お互いに応援し合いませんか?」というお誘いを頂き、仕込みの合間の楽屋でこの文章を書いています。 仕込みに劇場へ来たのですが、箱馬を運ぶのを手伝ったら「それはもういらない」と言われ、完成していく舞台を見ながら美術さんに質問していたら舞台監督さんに「仕事中のスタッフの手を止めないように」と叱られ、「勝手に美術や客席を動かしてはいけません」と注意され、チラシのセッティングを手伝ったら「久野さんだけ束が反対向きです」とやり直しになり、出演者から「やることがほんとに期待を裏切らないですね」と呆れられ…舞台にいるところがなくなって、「久野さんはうんなまさんの応援文を書いてきて下さい」と匣の階のスタッフと出演者に促されて楽屋に上がってきました。というわけで「うんなま」です。うんなまの作演出家繁澤君とは、昨年から、同じ審査員として「おうさか学生演劇祭」に参加しています。他の審査員は皆劇場や演劇制作の関係者で、劇作家は私たち二人だけです。 昨年の審査は、私と繁澤君vsその他の審査員 に票が分かれたと後から聞きました。 主宰者は作家とプロデューサーの考え方の相違だと思ったようですが、もしかしたら、私と繁澤君の「演劇」に対する考え方が似ていたのかもしれません。といっても、私の創るものと彼の創るものはわりと全然違います。違うも何も、ほとんど何も似たところがないといってもいいくらいです。私はとにかく一連の「物語」にしたいのですが繁澤君はいろんなものを分解して物語の外に並べ直したいと考えているように思えます。私が極力さらっと流したいとことを繁澤君はしつこくしつこく繰り返して描こうとします。逆に、私が整理できずにもやもやしたままにしてしまうところを、繁澤君はにキャッチーな言葉にして提示します。とてもクレバーです。そのクレバーさの裏に戸惑い、悩み、傷つく誠実さを感じます。感じるのですが、「形にならないものを形にならない(という)<形にして提示>することで、誠実さとクレバーさを透かし見せることは実は忘れない」という強かさも感じます。思えば、うんこなまずの「ANCHOR」を見て、そのことの是非について終電まで議論?したのが、彼と話をするようになったきっかけでした。 「言葉」や「関係性」の不確かさや、それとの関わり方について、私たちは話していたのだと思います。繁澤君はとても礼儀正しい好青年なので、喧嘩っ早い私があれこれ失礼なことを言ってもにこやかに聞いて誠実に答を返してくれます。自分の大人げなさが悲しくなります。でも、同じことに関心があるのにその表現方法が全く違う、そして世代も違う作家と話すのはとても楽しいものです。それ以来時々、演劇の話をするようになりました。そして、お互いの次回公演を見てそれについてまた新しく話をすることを楽しみにしていました。それなのに…!!なんと公演の日程が完全に重なってしまい、それは叶わなくなりました。 とても残念です。残念だなあと思っていたところに、繁澤君から、「せっかくなのでお互いの作品について紹介し合いませんか?」というお誘いをいただいて、うまく紹介できるかなと思いながらこれを書いてみています。やっぱりうまく紹介できていません。申し訳ない…。私の紹介文を読んでも、うんなまのことは何もわからないかもしれない。 申し訳ない…そして、クレバーな繁澤君は、匣の階の作品のことを、彼の鋭い観察眼と言葉で的確に表現してくれるような気がします。ですが…いえ、ですので…? この機会にお客様には「うんなま」と「匣の階」両方見て頂いて、作家が求めているものの共通点と(にもかかわらず大きすぎる)表現方法の違いについて、あれこれ考えて頂けたらとても嬉しいです。演劇は一期一会です。気になった時はGO!縁を感じたらGO!です。そこからまた思いがけないものとの新しい出会いがあるかもしれません。冬の週末の観劇のおすすめでした。匣の階 久野那美@@@@@@@@@@【うんなま⇒匣の階】 無邪気に芝居の話ができるっていうのは、すごく楽しいし嬉しいことです。久野さんとは、決まってそんな、無邪気な芝居の話、あれがおもしろいこれがおもしろくない、じゃあおもしろいおもしろくないとはなんだろう、私たちはなにをおもしろがっているんだろう、みたいな話をいつもしている気がします。 僕のような若輩者が言うのもおこがましいことではありますが、久野さんはとびきり無邪気な人です。柔らかなマシンガンのように繰り出される言葉、力まずに嘘を含んでいない言葉が、どんどんどんどんとお喋りの中で繰り出されます。けど、決して威圧的とかそういう感じじゃない。それこそ、若造と飲みに行ってくれるぐらいなので、全然威圧的じゃない。でも、結構クリティカルというか、抜身の言葉をズブシュズブシュと放り込んでくる。ぜんぜんまくし立てる感じじゃないけど、聞き込んでしまう。優しく凶暴な(ちょっと言い過ぎかもしれません)、そんな、言葉。 そういう、久野さんの雰囲気は、そのまま「階」の作品に現れているようにも感じます。特に、昨年1月に観た「点の階」は、僕の観劇体験の中でも、すごく“不思議”なものでした。 全然、静かな作品なのに、なんだか刺激的で、何よりも飽きない。それほど時間の長くない作品だったはずですが、それでも、それこそまるで宇宙旅行のように、あっという間の時間、かつ劇的な空間に引き込まれた記憶があります。 じゃあ、その“飽きない”のはなぜなのか。個人的には、“耳心地のよさ”があったのではないかと感じています。空間に嘘の無い言葉、それは意味としても、音としても。そのように成立している類稀な居心地の良さに、あの日の僕は非常に感銘を受けていました。 そういう“居心地の良さ”は、きっとおそらく、今回の「匣の階」でも同様なのではないかと感じています。うんなまの雀野ちゅんが、先日「匣の階」の稽古を見学したとのことで感想を聞いてみると、「舞台美術が非常に気になる」とのコメントとともに、彼女はこんなメモを送ってきました。  ―詩のようなことば、がひろがる物語、童話的な世界か、と思いきや、   たしかにいる場所、現実との地続き間。心地よい。― 今回、まさにどんかぶりで観に行くことが叶わず、素直に残念です。が、うんなまも、空間から成り立つ、“耳心地”や“居心地”の良さを求めて劇作をおこなっているところがあります。もしかしたら、案外近い雰囲気なのかもしれませんよ(久野さんは否定するかもですが)。 いかがでしょうか。宜しければ「匣の階」と「うんなま」を両方観ていただいて、あっちがああだ、こっちがこうだ、どっちもどうだ、みたいな話を無邪気にしていただけますと、あわよくば私たちにも話してもらえますと、創作する身としては嬉しさでいっぱいだなあ、と、思ったりしています。うんなま 繁澤邦明@@@@@@@@@@匣の階詳細:http://floor.d.dooo.jp/神戸アートビレッジセンターでは久野さんが、ウイングフィールドでは繁澤が、それぞれお待ちしております!